HITONE作業の流れと機械の紹介

作業の流れ

HITONE®は加熱・掻きほぐし・仕分け・敷きならしの4つの工程にわけ、それぞれ独自の機能を持つ機械が自走しながら路上で作業していきます。

作業の流れ

各機械の役割

プレヒータ

熱風を高速で吹き付ける全長6mの路面加熱システム(140万kcal)を搭載。
道路舗装面を加熱し、徐々に軟化させることにより、後続のヒータミラー/セパレータ/ミキサーペーバと連携しスムーズに施行を行います。
路面加熱システムは、いったん噴射された熱風を外に漏れることなく回収し再利用する為、路面の熱効率を高め燃料を節約します。
通常プレヒータは2台使用します。

ヒータミラー

軟化した道路舗装面を、骨材を壊すことなく掻きほぐす為の加熱装置とグラインダー装置(切削機)を搭載。
プレヒータで加熱された道路舗装面をさらに加熱し、軟化させることにより、工事設計で決められた深さまで掻きほぐします。

セパレータ

HIT工法を可能にするスクリーン(篩)装置を搭載。
掻きほぐされたアスファルト混合物をコンベアで回収し、スクリーン装置にて上層用再生材と下層用再生材に仕分けします。
仕分けされた上層用再生材だけでは上層を作るのには不足するため上層用新材を追加(粒度調整)し、新旧混合物および添加剤(アスファルト)をセパレータ後部の上層用パグミル内で攪拌しコンベアでミキサーペーバへ供給します。
下層用再生材は仕分け後、そのまま路面に落とされ、ミキサーペーバで回収します。

ミキサーペーバ

下層用パグミルと上層用・下層用再生材を2層に重ねて同時に敷きならしを行う2種類のスクリードを装備。路面から回収した下層用再生材に下層用パグミル内で添加剤を追加、攪拌し、下層用スクリードで敷きならしを行います。
上層用再生材は上層用スクリードで敷きならしを行います。

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